旺盛な成長を利用して骨の形を整える第1期治療と永久歯列の仕上げの第2期治療に分けて行う方法です。
(第1期治療)
7~9歳頃開始し、2年間ほどかけて歯が生えている骨の形を整えます。
大臼歯と前歯の歯並びやかみ合わせをできるかぎり治しておきます。
(第2期治療)
永久歯列になった12歳頃から、2年間ほどかけて仕上げの治療を行います。
時間をかけた分だけ、各期の治療が楽になるとともに、
総合的な治療目標レベルがあがります。
第1期治療のない第2期治療と同じです。
永久歯の生え方によりますが、平均的には11~12歳以後に始めます。
骨の形はそれほど整えられませんが、2年間ほどかけて仕上げの治療を行います。
総合治療のうち、成長が止まってから始める治療をこう呼びます。
男子17歳、女子15歳以上は成人治療になります。
年齢の上限はありません。
骨の形はほとんど変えられませんが、歯を移動させることには全く問題ありません。
総合治療のうち、骨の形を整えるのに外科手術を行う矯正治療をこう呼びます。
骨格の著しい過成長、劣成長など(顎変形症)を手術によって整えます。
矯正治療はいつ始めてもよいのですが、手術は成長停止確認後に行います。